事務の資格は取得しておくと必ず役立つ時が来るものですが、実務経験がなく事務の資格も初めてという方にとっては、どれから手を付けたらいいのかわからないものです。
そんな初心者でも安心して取得していける資格はどれでしょう?
初心者向け事務の資格
第一におすすめしたい事務の資格は「簿記検定」であり、特に3級は学習時間が短く、取得する意義も高いため便利です。
簿記とは「帳簿を付けるため」に必須となる知識を持てる資格であり、どんな企業や飲食店でも帳簿はつけるので、活用の幅が広いと人気なのです。
どんな勤務形態にも関わらず、簿記3級を持っているだけで基礎の理解はあるということを示せるので、就職や転職時には確実に有利になります。
また、お金の流れについて基本的な知識を持てるため、自分自身や家族のお金を管理する時にも役立ってくるのが魅力であり、会社員だけでなく主婦の方にも取得されています。
家庭内での学習だけで合格を目指せるレベルであり、質の高い通信講座があるのも安心して取り組める理由です。
さらに上位の級数を狙えば、事務系の仕事には困らなくなります。
そして、現在ではどんな企業でも社内の情報をパソコンで管理しているため、それらを扱えるようになる資格「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」があると有利です。
ビジネスソフトとしてよく使われているエクセルやワード、パワーポイントなどの使用方法を理解することを示す資格であり、簿記検定と同じく活躍の場が広くなります。
それぞれのソフトで独立した資格になっており、エクセルを普段から活用している方であれば、勉強しなくても取得できるかもしれない、という程度のレベルなので、初心者には最適です。
独学での取得も難しくはなく、通信講座やパソコンスクールなどを活用すれば最短で一ヶ月での合格も目指すことができます。
基本クラスとなる「スペシャリスト」と、さらに上位となる「エキスパート」があるため、ステップアップを目指すこともできる点は魅力的です。
「調剤薬局事務」も初心者が安心して取得できる資格としておすすめです。
医療系資格なので身構えてしまいますが、その中でも調剤薬局という一部の分野に絞られているため、勉強範囲も狭く取得難易度が低いと人気なのです。
資格を持っていることで、全国の薬局での事務作業を行えるようになります。
薬に関する知識を持てるため、友人知人や家族の健康に一役買えることにもなる実用スキルでもあります。
通信講座などを活用すれば、4ヶ月程度で資格取得を目指せるのでとりあえず資格を持っておきたい方には重宝されています。
事務のおすすめ資格
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