ビジネス・キャリア検定試験はホワイトカラー職種に就いている人の中でも管理者、ビジネスにおけるリーダーに該当する人の職務遂行能力を評価するための試験です。
ビジネス・キャリア検定試験の概要・難易度
ホワイトカラーにはっきりした定義はないのですが一般的には総合職や事務職が該当します。
対象者が非常に限られているのが特徴的です。
とはいえ受験資格はホワイトカラー職種の人に制限されているわけではなく誰でも受験できます。
将来的にホワイトカラー職種を目指す人、これから管理者になろうとしている人にとっても便利な資格です。
試験は3級から1級まであるのですが現在1級は休止となっているため実質的には3級と2級のいずれかを受験することになるでしょう。
試験の具体的な内容は人事・人材開発・労務管理部門、経理・財務管理部門、営業・マーケティング部門、生産管理部門 、企業法務・総務、ロジスティクス部門、経営情報システム部門、経営戦略部門の各部門を選択し受験する形で、3級は試験時間が110分間、4択式の試験です。
2級は試験時間が110分間、5択式となっています。
記述問題はなく、全問題選択肢の中から正解を選ぶ形です。
合格基準は明確に決められているわけではなく、目安として6割以上の正答率で合格すると言われています。
試験対策をする時は60点を目指すといいでしょうか。
60点取れれば合格を狙えるので比較的簡単な試験というイメージもありますが合格率は部門によって違うものの3級が27%から75%程度、2級は20%程度です。
3級は部門によって合格率がかなり変わり、2級はどの部門にしても受験者の2割しか合格しない計算です。
特に2級は合格率が低めで決して簡単な試験とは言えないでしょう。
試験は10月の上旬と2月の中旬の2回行われます。
申込期間は7月下旬から8月下旬と、11月下旬から1月上旬頃までとなっていますので受験する場合は忘れずに申込を済ませましょう。
ビジネス・キャリア検定試験の中でさらに部門ごとに分かれていますので自分がどの部門を選択するかが重要です。
選択する部門に合わせて必要な勉強をし、知識を蓄えておくことが合格への近道です。
まずはどの部門がいいのかを検討しましょう。
非常に実務的な試験で、その人の実務能力を証明する試験なので今の会社内でのスキルアップはもちろんですが就職や転職時にも大きな武器になります。
特に転職では即戦力になるかどうか、どんな能力があるのかが厳しく問われますのでこうした資格を取得しておくと心強い味方になってくれます。
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