簿記の勉強法について


簿記検定は比較的取りやすい資格であり、企業側への認知度の高さもあって大変人気の資格です。
簿記検定の合格を目指す場合には、ただしい勉強法を行うことが大切です。

簿記の勉強法ポイント

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簿記検定を受験するために、必要となるのは市販テキストの選び方です。
簿記検定は難易度が毎年上昇している資格であるため、少し前のテキストではあまり役にたたないので、最新のものを選ぶことが大切です。
過去問題をこなしておくことが簿記検定の対策としては最も大切なので、カルチャースクールなどへ通う場合にも家庭での学習は行いましょう。
独学で取得を目指す場合には、金額の描き方や漢字の書き方には特に注意しましょう。
簿記検定においては、「¥」マークや「円」を金額に振ってしまうと、その時点で得点をもらうことは出来ません。
このような細かなルールを、独学の場合は見落としてしまうケースもあるので注意しましょう。

簿記を勉強する場合には、計算に使用する電卓選びも重要です。
基本的には足し算や引き算など基本的な計算となる「四則演算」のみが可能なタイプのものと限られており、印刷機能があるものや音の出る機能があるもの、辞書機能があるものは使用禁止です。
工業系の方によく使われている、多機能な関数電卓も使用できないため、簿記専用の電卓を用意しましょう。
もちろん税の計算が可能なものや、メモリー機能(M+などのキー)は基本機能とみなされています。
簿記検定ではスピード感も重要なので、サイズが大きすぎると解答用紙とぶつかって邪魔になり、小さすぎると入力ミス発生に繋がります。
桁数は12ケタがベストとされており、桁あふれを起こすほど少なすぎるのは論外ですが、多すぎるのも見難く問題です。
早打ち機能のついた電卓選びも重要であり、1キーを押しながら0を押した場合に「10」と表示されるタイプの電卓でなければ、簿記に不向きです。

日商簿記検定は3級も2級も100点を取る必要はなく、70点以上の合格点さえ取れれば履歴書上はまったく同じです。
3級の場合の点数配分は、2問目と4問目のみ10点の配分となっているので、これらを最初から捨てて1・3・5問目を集中的に訓練しておくのが、最短で合格できる勉強法といえます。
2級の試験では商業簿記と工業簿記に分かれており、両方の分野を全て勉強しておくのは難しいといえますが、しかし一方に集中して勉強することで70点を狙えるという、2級特有の攻略ルートがあります。
要点を押さえて勉強すれば、これほど簡単かつ意味のある資格はないので、ぜひ挑戦してみましょう。


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