珠算能力検定の概要・珠算検定との違いや取得する価値について


珠算能力検定は文字通りそろばんを使う能力を評価する試験です。
パソコンが広く普及した現代社会においてそろばんを使う機会はほとんどないのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし現実的に今でもそろばんを仕事で使う企業は存在し、その数も少なくありません。
また、そろばんを学ぶことで計算に強くなれることから今でも人気の高い資格なのです。

珠算能力検定の概要・珠算検定との違いや取得する価値

受験資格に制限はなく、そろばんを使えるなら誰でも受験できます。
1級から10級までの10段階に分かれており、難易度と合格率も級によって違ってきます。
たとえば10級は200点満点中60点以上で合格で、1番低い級ということもあって問題も基礎的なものに限定されます。
合格率も50%ほどと受験者の半分が合格する形です。
小さなお子さんが受けることが多い級でもあり、そろばんを始めたばかりの人はまず10級を受けることが多いようです。

1級は300点満点中240点以上で合格で合格率も30%ほどまで低下します。
問題も難しく相当な経験や知識がないと合格は難しいでしょう。
今からそろばんを始めていきなり1級を目指す、不可能ではありませんがかなり厳しい道になるはずです。
1級に合格した場合はその後、段位認定試験も受けられるようになります。
受ける級によって試験の日程も変わってきますので主催である日本商工会議所のホームページで日程について確認しておきましょう。

ちなみにそろばんの試験には受験能力検定の他に全国商工会連合会や全国珠算教育連盟が主催する珠算検定というのもあります。
つまり3つの資格があるわけです。
そろばんを使う試験なので問題の根本的な部分ではほぼ同じですが出題形式や合格の基準、試験時間などは違います。
どの試験を受けるのが1番良いのか、これは一概には言えませんが一般的には珠算能力検定がもっとも権威のある資格だと言われています。
もちろん他の資格も取得すれば役立つことは間違いないですがどれを取得するか迷った時は珠算能力検定を選ぶのがいいかもしれません。
難易度的にもそれほど大きな差はありませんので合格のしやすさもほとんど変わらないと考えていいでしょう。

珠算能力検定と珠算検定と名前が似ていてしかも珠算検定は同じ名前で主催が2つ存在しますのでこの点には注意してください。
そろばんを使えるというのは今でも大きな武器になり、パソコンが定着していない企業では重宝されます。
資格としても価値が高いので事務職の人にとっては意味のある資格です。


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