敬語力検定の概要や問題集について


正しい日本語、特にビジネスシーンで重要となる敬語表現を習得するために誕生した資格が、NPO法人日本サービスマナー協会の認定する敬語力検定です。
受験資格に制限はなく、インターネットに接続できる環境であれば、自宅からでも試験を受けることができます。

敬語力検定の概要や問題集について

特定の受験日などは存在せず、日本サービスマナー協会の公式ホームページにアクセスし、申込及び受験料の支払いを済ませればIDとパスワードが発行されます。
試験を受けたらその場で結果が出ますので、合格証書の申請をしましょう。

受験料は1回2,000円、IDをまとめて5つ取得する場合は、1回あたり1,800円の合計9,000円です。
任意となりますが、合格証明書の発行には別途2,100円の費用がかかります。
合格証明書は賞状とカードタイプセットで、申込書及び小為替又は現金書留の郵送をしなければいけません。

試験は30分で100問、尊敬語と謙譲語、丁寧語が出題範囲となります。
1級から4級までありますが、同じ試験を受けての得点率に応じて、級が認定されます。
21点から40点は4級、41点から55点は3級、56点から70点は2級、71点から85点は準1級、86点から100点は1級です。

ビジネス系資格の中でも、敬語力検定は難易度が低いと言われており、参考書を使って1か月も勉強をすれば2級以上が狙えるでしょう。

注意点は2つです。
試験開始後は途中での中止が行えないため、時間を確保してから始めてください。
またオンライン受験という都合上、パソコンの動作環境によってはプログラムが正常に稼働せず、試験を受けられないかもしれません。
対応OSはMicrosoft Windows XP以上、MacOSX以上です。
対応ブラウザはGoogle ChromeやFireFox、Safariなどありますが、バージョンによっては問題が発生する恐れも考えられます。
事前に日本サービスマナー協会が掲載している動作環境を確認しましょう。

さて、前述したように敬語力検定は難関資格ではないため、公式テキストを使って学習する受験者が多いです。

第16回から第19回までを収録した接客サービスマナー検定過去問題集は、1部1,620円で販売されています。
本屋での取り扱いがほとんどありませんので、購入はネットショップ経由となるでしょう。
間違えてサービス接遇検定やビジネス実務マナー検定の問題集を買ってしまう人がいらっしゃいます。
接客サービスマナー検定過去問題集ですので気を付けてください。


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