プレゼンテーション作成検定試験の概要や難易度


プレゼンテーション作成検定試験は、実用に活用しやすい数多くの資格検定を実施している日本情報処理検定協会によるビジネス検定です。
パソコンでの作業に注目した検定はワープロ検定等各種ありますが、当検定はプレゼンテーションソフトを利用した有効な資料作成能力を判断するために活用されています。

プレゼンテーション作成検定試験の概要や難易度

受検資格に限定はなく、学生から一般まで誰もが受けられ、年4回実施、個人受検と団体受検にも対応しています。
検定級は4級から1級まで4段階に分けられ、費用は4級が1500円、3級が2000円、2級が2500円、1級が3000円です。
年間試験回数が多く受検費用も安いのは日本情報処理検定協会が実施する各種検定ならではの魅力です。

試験内容は実用的な実務試験となります。
4級のみ20分、以外は30分の制限時間の中で、各級に合わせた難易度のテストが用意されています。
4級では基本的な機能を使用した資料作成がテーマとなり、文字と記号の入力、フォントとサイズの変更、文字書体変更、箇条書き記号、文字の配置、図形の描写や配置に加工、アニメーションの挿入、データの保存など、基礎中の基礎能力が問われます。
3級では4級基準を含み、さらに画像と表の作成、配置などの技能が増え、聞き手の理解を促しやすい資料作成能力が判断されます。
2級では3級基準に加えて図形や表の加工にデザイン、グラフやアニメーションなどの視覚効果を多用した資料、1級では2級基準にさらに高度な機能を使用した、ストーリー展開を意識した本格実践的な資料作成が求められます。

合格基準は保存された試験結果データを100点満点とし、80点以上の答案が合格となり、採点は減点法により行われます。
例えば簿時や記号の脱字、誤字、スペースの有無、フォントサイズや書体のミスでは1文字あたりに2点、アニメーションの順序ミスでは5点、図形描写の処理ミスでは10点と、ミスの数とレベルに応じて指定の点数が引かれていきます。

検定試験の合格率に関しては公表されていないようですが、各種ビジネス検定のレベルと比べると、非常に難易度の低い検定とされています。
プレゼンテーション能力を問う検定となると、難題なイメージを持たれる方もいますが、検定の内容はワープロ検定同様にパソコン初心者が受けられるような簡単なテスト内容です。
テスト時間も20分から30分と短く、1級であっても難解すぎることはなく、プレゼンテーションソフトの扱いを理解していれば合格は容易です。
プレゼンテーション能力ではなく、ソフトの扱いレベルを判断する検定と言ったほうが分かりやすいでしょう。


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