ビジネス実務法務検定の概要・難易度や必要な勉強時間


ビジネス実務法務検定は企業が活動するうえで重要になる法律知識、特にコンプライアンスに関わる部分の知識や能力を証明できる試験です。
この資格を取得しておくと就職や転職で有利になるだけでなく、最近では人事においてこの能力を重視する企業も増えているので社会人なら誰でも役立つ資格です。

ビジネス実務法務検定の概要・難易度や必要な勉強時間

受験資格は3級・2級はなし、1級は2級に合格していることが条件なのでいきなり1級を目指すことはできません。
十分な知識がある場合でもまずは2級を受ける必要があるのです。
合格の基準は3級の場合100点満点中70点以上、2級の場合も100点満点中70点以上、1級の場合共通問題2問、選択問題2問の200点満点で各問題で50%以上の得点を取ること、さらに合計点が140点以上で合格です。

3級と2級はシンプルですが1級は合格基準も複雑で幅広い知識が求められます。
合格基準からも予想できるかもしれませんが合格率も1級はかなり低く、3級が67%、2級が37%ほどなのに対し1級は10%ほどです。
資格全般で見ても10%という合格率はかなり低く、難関資格だと考えていいでしょう。
1級のみマークシート方式ではなく論述式なことも原因の1つと推測されます。
非常に難易度が高いため2級を合格していないと受験できないわけです。
試験内容は各級ともビジネス実務における法的知識を問うものになっていて、級によってその難易度が変わる形です。

試験は3級と2級は6月下旬と12月上旬、1級は12月上旬です。
特に1級は年に1回しか受験の機会がないため不合格になるとまた1年待たないといけません。
一発合格を目指すためにも十分な試験対策と準備をしておきたいところです。

では具体的にどのくらいの勉強時間が確保できれば合格を狙えるのでしょうか。
たとえば3級は難易度も低く勉強時間も40時間から50時間ほどあれば独学でも合格が目指せます。
これが2級になると60時間以上、1級になると最低でも100時間ほどは必要になると思われます。
もちろん人によって最初から持っている知識の量が違うため一概には言えないのですがおおよそこのくらいの時間が目安です。

また、これは独学で取得を目指す場合の時間で、通信講座などを利用して勉強できるならもっと短時間で合格を狙える可能性も出てきます。
要はどうやって勉強するか、効率よく勉強できるかが重要なのです。
独学では限界があると感じた場合は通信講座などを活用してより質の高い勉強をするようにしましょう。


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