銀行の事務に役立つ資格


事務職の中でも、銀行で働く事務職の方を「金融事務」などと呼びますが、一般の事務職の方よりも求められてくるスキルが違ってくる場合があります。
銀行の事務に役立つ資格について考えてみましょう。

銀行の事務で使える資格

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銀行の事務員として必須となるのは「銀行業務検定試験」の資格であり、最低でも3級は持っていることが求められます。
4級から2級まであり、法務や財務、税務に信託実務、金融経済やデリバティブ、そして窓口セールスなど数多くの科目がありますが、主に銀行の事務として求められるのは「法務」「税務」そして「財務」の3つの分野となります。

銀行業務検定とは、銀行業務検定協会が認定している資格であり、銀行や信金を始めとして保険会社の職員からも受験されている資格です。
社会的にはあまり知られてない資格ですが資格取得に制限はなく、銀行の業務に直結する資格であり、昇進のために必要なので、銀行への就職が内定している学生や、入社後の銀行員、事務員などの多くが資格取得を目指しています。

銀行の事務には「簿記検定」の資格取得がより強く求められる傾向にあります。
さまざまな会計書類の見方や作成方法がわからないと仕事ができないため、2級レベルは求められます。
特に銀行では社内だけでなく、社外のお金を扱うことにもなるため、計算結果には1円の狂いも許されないという環境でのスピード感ある仕事が求められます。
そして事務仕事となるため「MOS(マイクロオフィススペシャリスト)」の検定も必須となります。
金融機関でもやはりワードやエクセルなどの基本的なビジネスソフトが活用されているため、アプリケーション操作のスキルが求められます。
業務によっては金融機関専用の端末だけを扱うことにもなりますが、コンピューターへの苦手意識を無くすことに繋がる上、基本的なテンキー操作などは結局必要となるので取得することには意味があります。

銀行では土地を担保としてお金を貸すことになるため、業務次第では不動産の知識が求められます。
「宅地建物取引士資格試験」とは、不動産の扱い方に関する法律や、税金のしくみを問われる試験であり、受験資格は特にないため意外と幅広い層から受験されている試験です。
難易度はそれほど難しくないともされており、半年程度の勉強で取得が可能とも言われます。
権利関係や法令上の制限など、4つの分野の選択形式の問題を解いていく形式の試験であり、資格取得のために暗記の作業が必要ないため狙いやすい資格です。


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