コミュニケーション検定の概要や合格率


インターネットが普及したことで、人との対話能力が低下していると言われています。
そこで企業が注目を寄せている資格が、株式会社サーティファイの実施しているコミュニケーション検定です。
コミュニケーション検定には難易度に応じて、初級と上級の試験が用意されており、ともに受験資格に制限はありません。

コミュニケーション検定の概要や合格率について

初級は知識問題30問、時間は50分です。
コミュニケーションに関する理論や実践が出題範囲となり、65%以上の正解率により合格となります。
上級は知識試験40問、時間は60分です。
出題範囲は初級と同じですが、上級では約3分間の面接試験が行われます。
面接では自己紹介や状況対応が求められますので、より実践的な試験と言えるはずです。
合格基準は知識試験の正解率が65%以上、及び面接試験が5段階中3以上の場合です。

社交性が高い人でも、コミュニケーションにおける考え方や意識、組み立て方、表現方法と言われると、難易度が高い資格と思われるかもしれません。
会話能力だけでなく、ビジネスマナーも問われる資格ではありますが、平成26年度の平均合格率は85.7%と非常に高いです。

主催先のサーティファイが発表する学習時間の目安は、初級が16時間、上級が20時間です。
そのため、短期合格が望める資格となります。
またコミュニケーション応用学習と上級受験準備、又はコミュニケーション基礎学習と初級受験準備を含めても、学習時間目安は50時間で済みます。

サーティファイからは公式ガイドブック、問題集が発売されていますので、知識試験についてはテキストだけでも問題なくクリアできるでしょう。
面接試験についても、前述したように約3分と短いです。
状況対応は面接前に題材を選択できるため、得意なテーマを選べばプレゼンも困難ではないはずです。

コミュニケーション検定は会社やアルバイト先で役立つ、会話に焦点を当てた資格となります。
合格率も高いため、取得しただけでは具体的な恩恵は得られません。
つまり取得した後に待っているメリットを考えて、受験すべきかどうかを検討しましょう。
知識試験で学んだことを活かせば、今まで考え付かなかったような発想が生まれ、円滑に会話が進められるでしょう。
社会人の方ならスキルアップにも繋がるはずです。

学生であれば、面接試験を通じて採用担当者がどのような回答を望んでいるのか理解できます。
実際に働き始めてからも、社会人として過ごす上では様々な場面で会話という手段が用いられるのです。
試験は1月と7月の年2回ありますので、履歴書に記載する資格が1つもない、同期と差をつけたい、会話能力を改善したいなら、コミュニケーション検定は短期合格も目指せて好都合の資格です。


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